焼津市立大井川保育園は、大井川町と焼津市の合併前、元々大井川町立の三つの独立した保育園だったものを一つに統合し、平成21年9月に定員300人の保育園として開園しました。園長の池谷愛子先生にお話を伺いましたが、池谷先生は園舎の設計当初より携わっておられました。そして保育園を「ただ、ただ大きな保育園」ではなく「地域の拠点・地域にとって開かれた保育園」にしたいとの願いで設置した地域交流室は、ボランティアの人たちで有効活用されているようです。
今年四月に発会した保育園ボランティア「ひまわりの会」は民生委員さんを中心とした地域の方と学生さんとで構成されていて会員さんには、園児を対象に茶道、華道教室や地域の伝統行事の伝承・絵本の読み聞かせ等をしてもらっています。また、未就園児の親子に対しての支援事業や園児と高齢者とのふれあい事業のお手伝いなどと盛りだくさんです。会員さんの手作りのおもちゃも多くあり、子どもたちに大人気のようでした。すぐ近くには中学校もあり、、日頃交流してもらったお礼にとサプライズで卒業式で行った園児による、花のアーチでのお祝いはとても感動的だったようです。
更に食育にも大変力を入れておられ、園内の畑で年間を通して色々な作物を栽培していると同時に、シルバー人材センターさんの協力で近くの休耕田や畑を借りて園児さんには無農薬のお米づくりや野菜づくりなどの食農体験をさせてもらっているとのことです。今年収穫したお米は、JAの品質検査でも食味スコアが高く「極上米」だったとのこと。田植えから収穫までの間、子どもたちが「おいしいお米になってね!」とたくさん声をかけた成果ではないかと関係者と喜び合ったとのお話もありました。大井川保育園は開園してまだ一年ちょっとと若い保育園ではありますが、これだけ色々なことに熱意をもって保育をしてくださる先生方と、地域の方々の協力があれば、ここで生活する子どもたちも幸せだなと感じました。
今回はお忙しい中、快く取材に応じてくださった池谷園長先生をはじめ、職員の皆様、本当にありがとうございました。
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